- しまたびの体験紹介
【阿嘉島】沖縄本島から日帰り離島旅!穴場の島で草木編みに没頭&島人とローカル観光
沖縄本島周辺離島/ 阿嘉島(あかじま)
空港からのアクセスの良さで那覇を拠点に沖縄旅行をする方も多いのでは?
国道沿いに位置する、こちらもアクセス抜群の那覇市泊(とまり)港10時出発「フェリーざまみ」。
これに身をゆだねるだけで、信じられないほどの眩しい海のブルー!島時間の中でものづくり体験する贅沢時間!が満喫できました。
今回は一人旅。
朝ごはんを調達して10時のフェリーに乗り込みます。
この日は最高の天気!
フェリーだと船内が広いので、東西南北、水面近くや高い場所など、いろんな角度で景色を楽しめます。
阿嘉島まで約90分。
ゆっくり食事して船内散策しても、旅をしているなぁとしみじみ浸るくらい、時間に余裕があります。
島が近づくと、めくるめく海の色の変化に瞬きを忘れます。
はじめての阿嘉島。
はじめての海の色に思わず感嘆の声が。
「綺麗」という言葉じゃ表現しきれないこの色!
今日一日をしっかり楽しむため、まずは早めに腹ごしらえ。
海の色にくぎ付けになりながら、港から徒歩3分の漁協直売店で「かじき漬け&セーイカ丼」をオーダーします。
ここ、ぜひ食べてほしい!漬けの塩梅が最高なんです!
【阿嘉島】まったりした時間の中で海鮮丼!これで漁協直売店グルメにハマりました
続いて、徒歩4分ほどの「レンタルショップしょう」でバイクをレンタル。
レンタサイクルもありますが、なぜバイクなのかは別で紹介します!
販売しているオリジナルステッカーやTシャツのセンスが好みで、ついつい出発が遅れます。
【阿嘉島】オリジナルグッズも素敵な「レンタルショップ しょう」のレンタルバイクで外地(ふかじ)展望台までぐるり
何色にも変化する海の色を追いかけながら、慶留間島、外地島をぐるり。
14時に予約しているものづくり体験「アトリエトコイ」さん訪問まで、鼻歌まじりで島の景色を満喫。
バイクを返却したら、アトリエトコイさんまで徒歩30秒。
涼しげにはためく目印の素敵な布たち。
「こんにちはー!今日は暑いからアトリエの中でやりましょー?」
やわらかい雰囲気のサトコさんとアトリエの中のクラフトな雰囲気に「ほっ」と癒されます。
今回はアダンの葉でブレスレットをつくるワークショップ。
本土ではあまり見かけない「アダンとは?」を、最初にスライド画像を使って教えてくれます。
これから触る材料を知ることから始める。
小さなことですが、とても大事なこと。
次はデザインを決めます。
太さや色の組み合わせのバリエーションが多くて迷います。
大人っぽいのがいいか、派手にするか、レベルが低い高いなど、遠慮なく相談しました!
腕のサイズに合わせてサトコさんがベースを作ってくれます。
そこからアダンを水で湿らせつつ、コツコツ編んでいきます。
おしゃべりしながらゆったりした時間が流れていきます。
サトコさんの手元では大作が生まれつつありました!
昔、沖縄県の産業工芸だったというアダン葉の帽子です。
この帽子、驚くほど軽いんです!
一時期、国内外で人気が高く、アダン葉が沖縄からなくなってしまう危機があったとか。
伝統工芸ではないが故にその文化は引き継がれることがなくなり、今では「ボウシクマー(帽子を組む人)」は数人しかいないそうです。
心地よく耳も手も動かしていると1時間ほどで仕上げに入ります。
最後は貝で擦ってツヤを出し、完成。
気付けば外も程よく日が傾いてセピア色になっていました。
ここから「しまたび」特典の集落散策へ。
自生しているアダンや、ハイビスカスの下の方はシカに食べられてしまうから花がない!など島ならではのトリビアを聞いていると、旅人から島の生活へ一歩踏み込んだ感動がこみ上げます。
最後は港からもほど近い「前浜ビーチ」へ。
涼しくなるとケラマジカが集落に出てくるとのことで、建物の陰に若いシカが!すぐに移動してしまい撮れなかったのですが感激!
アトリエトコイさんの体験はこちらから
サトコさんと別れ、17時20分発の高速船「クイーンざまみ」へ。
帰りは約50分なので18時10分には那覇到着です。
さて、国際通りか栄町あたりで思い出を肴にキンキンのビールか泡盛水割りを片手に愉しみますか。
次は友達とサトコさんに会いに行こう!とスマートフォンで早速連絡。
日帰りなのにこんなにゆとりある旅。
行きたくなりませんか?
基本情報
アトリエトコイ
住所 | 沖縄県島尻郡座間味村字阿嘉8 |
TEL | 090−8294−7927 |
営業時間 | 9時 ~ 17時 |
休み | 水曜・木曜 |