【阿嘉島】国立公園のトイレをでぇーじキレイにしてきました!

沖縄本島周辺離島/ 阿嘉島(あかじま)

”島のお困りごと”を通して、より深いトコロで島と繋がる旅が出来る沖縄県民対象のモニターツアー「島まーる」。

生まれも育ちも沖縄県の私が参加したツアーのメインは、阿嘉島にあるニシバマビーチのすぐ後ろにあるトイレの清掃&ペンキ塗りをするボランティアです。

国立公園は環境省の決まりにより、トイレのペンキには色の指定などがあるため、滅多に変更はしないのだとか。
今回は、沖縄離島が楽しめる季節の到来に向け、たくさんの方が気持ちよく利用できるよう作業するということで、貴重な体験をしに行って来ました。

 

 

前日に那覇の泊港(とまりこう)からフェリーで約2時間、高速船で約50分の座間味島に宿泊します。
翌朝7:45発の村内航路「みつしま」の1便で座間味島から阿嘉島へ。

澄んだ空気と朝の光が心地良くて、今日のペンキ塗りに気合も充分入ります。

 

 

ツアー参加者、ほぼ全員が初めての阿嘉島。
朝食はこちらのニシバマビーチで。
阿嘉島が誇るケラマブルーの美しさを目の前にいただきます。

天気にも恵まれ、思わず声をあげてしまう程の美しい海で、なんとも贅沢で優雅なモーニングです。

 

 

朝食後はいよいよボランティア活動スタート!
塗る前のトイレの外壁はこんな感じです。

 

 

2日前に洗浄機で清掃しましたが、これをさらにきれいにします。

 

 

先ずはペンキ塗りの下準備。ペンキをうまく塗るには、この一番大事な作業とも言える「養生」が肝心。
屋外なので、なかなかテープが思うようにならず苦戦しましたが、参加者で協力し、工夫してなんとか出来ました。

 

 

参加者は年齢もさまざま。

 

 

元気いっぱいの大学生カップルや国際結婚されたご夫婦、お子さんが嫁いだ後ひさしぶりの親子旅の方や、のんびり気ままなお一人様満喫旅など。
作業中も楽しそうに和気あいあいと進めていきます。

 

 

高いところは脚立とローラーを駆使して豪快に塗り、ハケで細かいところも丁寧に。
塗り始めるとなかなか好調な滑り出しで、楽しみながら進めていきます。

 

 

作業途中、遠目から3頭のケラマジカが、「何してるんだろう?」と言わんばかりに、こちらの様子を伺うかのようにやって来ました。

この日は3月とは思えない暑さ。
ギラギラの太陽の下、ペンキ塗りに励む人間がめずらしかったのでしょうか。

 

 

各自で役割分担して、一部道具が足りない場面もありましたが、みんなで交換しながら積極的に取り組みました。

 

 

チームワークばっちりで手際が良かったため、想像していたより倍の速さで作業をすることが出来ました。

 

 

休憩中は、思わず飛び込みたくなる透明度抜群のニシバマビーチに降りてパシャパシャ。

まだ水は冷たかったけど、気持ちよかったです。

 

 

beforeの写真と比べてみても、以前よりかなり色味が洗練され、阿嘉島の緑と空と海の青に良く映えていました。

丁寧に塗った甲斐があり、達成感はもちろん、なかなか味わえない貴重な体験ができて、阿嘉島の存在がより近くなった気がします!

これからの観光シーズン。
来島した人たちが、ニシバマビーチへ来たお客さんが、このトイレを気持ちよく利用し、阿嘉島の景色に魅了され、阿嘉島のファンが今後も増えていくことを願いながら、、、
次の阿嘉島への旅行計画を立てたいと思いますっ!

今回参加した沖縄県民対象のモニターツアー「島まーる」事業についてはこちら
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