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【渡名喜島】人口300人未満!?素朴な島「渡名喜」へ行ってきました【島歩き編】
沖縄本島周辺離島/ 渡名喜島(となきじま)
那覇市にある泊港(とまりこう)からフェリーで約2時間。
初めて渡名喜島(となきじま)に行ってきたレポートの続編です。
赤瓦・白砂・ふくぎ並木という沖縄の原風景が残り、文化財として重要伝統的建造物群保存地区に選定されている渡名喜島。観光客が少なく、人口も300人未満とのことでアットホームな雰囲気が居心地よい島です。
小さな島なのでレンタカーはありません。徒歩またはレンタサイクルで散策します。
行き方についてはこちらの記事で紹介しています。
【渡名喜島】人口300人未満!?素朴な島「渡名喜」へ行ってきました【フェリー編】
島の集落はひとつだけ。
集落を縦断するメインストリート「村道1号線」通称「フットライト通り」でフェリーターミナルがある港から反対側の浜まで徒歩約10分!展望台からは島全体を見渡せそうですが、この日は雨風共に強かったので断念しました。
フェリーターミナルから集落の方向へ出るとすぐに位置するのが「渡名喜村観光案内所」です。
こちらには休憩スペースや観光情報が盛りだくさん。渡名喜の特産品「もちきび」や「島にんじん」を使用したお土産も購入できます。
隣には渡名喜村役場がありました。
こちらが島唯一の集落の中心部にある「ふくぎのトンネル」。
まっすぐ立つサイドのフクギ並木が何かゲートのように見えます。
フクギ(福木)は沖縄では防風林としてよく植えられる木。樹齢300年のフクギの妖精「ふくぎのフーちゃん」は渡名喜島の公式キャラクターにもなっています。
日が落ちると幻想的な雰囲気に。足元を照らす灯りが白い道を浮き立たせ、夜道を彩ります。
集落内は全てこのようなフクギ並木と白い道。昼間はここに赤瓦が映え、散策しているだけで心がほっと安らぎます。
建物は地面を掘り下げ、少し低い位置に建っています。昔、耐震・耐風の技術がない頃、台風等の被害から少しでも守るための工夫としてこの構造になったとのこと。
こちらは島の北側「呼子(ユブク)浜」と呼ばれる、ウミガメに会えるスポットのひとつ。
渡名喜島は様々な場所で頻繁にウミガメを見ることができます。
その中でも呼子浜は道と浜の距離が近く、間近で見ることができます!
この日は残念ながら会うことができませんでしたが、またチャレンジしてみたいと思います。
続いて東側、フェリーターミナルから集落を抜けた位置にある「あがり浜」と呼ばれるビーチです。ベンチには小さい赤瓦の屋根があり、座って眺めることができます。
集落からだと5分程度歩けばすぐに到着。
この日は雨だったのですが、こんな天気でもこの海の色。美しい青にしばし見とれてしまいます。
散策していると分かりやすい案内板が。葉っぱの形でしょうか。案内板ひとつでも渡名喜島のほんわかした雰囲気が伝わります。
今回、旅したのは2022年の12月。
なんと、今年から冬季限定でフットライト通りのフクギ並木でイルミネーションをしているとのことでした。
渡名喜島では、特有のまち並みと自然を活かして「フォトツーリズム」をすすめています。他にもオススメスポットがいくつかあるのですが、日常の何気ない風景を撮影するだけでも絵になるので、紹介しようと思ったらキリがないほど!
渡名喜島は旅人を自然体にしてくれる魅力満載の島。1人でも多くの方が「行ってみたい!」と思っていただければ嬉しいです。
今回宿泊した「ふくぎ屋」さんも他の記事で紹介しています。
【渡名喜島】赤瓦が綺麗な風情ある民宿に宿泊したらラジオ体操の音楽が!?