【フェリー・高速船で離島旅】沖縄本島南部から!那覇泊港↔渡嘉敷島編(後編)

沖縄本島周辺離島/ 渡嘉敷島(とかしきじま)

慶良間諸島の中でも、那覇から一番近い渡嘉敷島(とかしきじま)。
前回に続き、渡嘉敷港→泊(とまり)港「フェリーとかしき」ルートを利用した行き方についてご紹介します!

所要時間約70分の旅。
高速船「マリンライナーとかしき」198トンに対してフェリーは499トン。
大きさの違いが数字で伝わりますでしょうか?

 

 

フェリーご紹介の前に、往路で渡嘉敷港に到着して早々の事件から。

行き当たりばったりの旅が好きということもあり、島内の乗合いバス乗り場で「バスもいいなー」「タクシー乗り場があるんだ」と、お迎えの車やバスで賑わう渡嘉敷港の駐車場あたりをしばらくぶらり。

阿波連ビーチに行きたいけど、漁協もあったな。なんて考えているうちに・・・

 

 

あっという間に車も人もいない!!!

タクシーか、といっても島内に10名乗り2台がある1社のみ。
競争率は高い。
レンタカーやバイクもあるので、初日の足は予約するに限ります。

この日はナイトツアーに参加する予定だったので、オーナーさんにお迎えに来ていただきました。
ナイトツアーの様子はまたご紹介します。

 

 

そんなこんなで、たくさんの人と出会いがあった旅の帰路。

行きが高速船、帰りはフェリーと船が別になるので乗船前に予約していたチケットを購入します。

往復フェリー、往復高速船であれば、往路のチケット購入時に往復券を購入できます。

 

 

待合所は天井が高くて広々。
ゴマフアザラシのはく製には渡嘉敷島でのストーリーが書かれています。

港の待合所には、地元の小学生や中学生の調査資料や展示物が多く、旅をした島のことを思い出と一緒に振り返る、なんともセンチメンタルな時間を過ごせるので好きです。

 

 

こちらの売店は出航1時間前にオープンします。
土日祝お休みの漁協(渡嘉敷漁業協同組合)の商品を、この港売店で購入できます。

お土産にアバサー(ハリセンボン)のウロコをピック用に購入しました。
トマトやサラミ、チーズ、ピクルスなんかを刺してピンチョスにしたら面白そうなので即買いです!


「島むん」はオープンと同時に人だかり!
ジャムなど美味しそうなお土産が並んでいましたが、今回は断念。

 

 

待合所内をあちこち見ていると、フェリー乗船案内のアナウンスが。
乗り物好きな血が騒ぎます!
フェリーは定員数も多いので、すぐに長い行列が!最後の方に並んでゆっくり船内へ。

 

 

デッキを含め2F~4Fまで3フロアあります。
この広々した感じ!個人的にはフェリー好きです!


 

お子さま連れに嬉しいエリア。
気分がすぐれない時も横になれるスペースがあるのは安心ですよね。
とても清潔感があります。

 

 

座席も広々としている印象です。
窓際の席はちょっとした飲み物や食事を置けるくらいのスペースがありました。
ゴミ箱の上にはコンセントもあり、充電が必要な時にとても便利。

 

 

デッキには高速船にはなかったベンチが。
ちょうど日陰の場所があったので、漁協で購入した鉄火巻きを出航前にここで堪能。
港にある飲食店がお休みだったので漁協飯は本当に空腹に沁みました。

渡嘉敷漁業協同組合の記事はこちら
【渡嘉敷島】お土産・小腹満たし・食材調達まで!漁協直売店を見過ごすのはもったいない!

 

 

汽笛が鳴っていよいよ出航!

ゆっくり港から離れて、すべてがどんどん小さくなっていくと、フェリーもスピードが速いなと感じさせられます。
高速船と違い、フェリーはデッキが船首まで続いているので進行方向を見ることができます。

この日は結構混んでいたので、デッキやタイミングで空いた客席などあちこち移動しながら船内を満喫。
波しぶきを浴びながら、時に高低差で大きく上下する船首にいる時間が一番長かったです!

 

ぼーっと船旅を楽しんでいると、あっという間に出発の泊(とまり)港「とまりん」が見えてきました。
みるみるうちに近づいてきます。

高速船の乗降場所は北岸で、とまりんから徒歩7分程離れていますが、フェリーはとまりんの目の前が乗降場所になります。

 

お客さんが下りた後のフェリー。
働く車が横付けしていきます。
画像に入っていませんが、コンテナもたくさんありました。

前編・後編でご紹介した、渡嘉敷島への船旅。
高速船「マリンライナーとかしき」→遊ぶ時間を確保できる、船酔いに耐える時間短縮。
フェリー「フェリーとかしき」→船内が広い、船首で船乗り気分が味わえる。

特にフェリーは、島の生活になくてはならない荷物も載せるので、よくよく見ていると本当に興味深かったです。

どちらにしても、事前予約は忘れないでくださいね!

渡嘉敷フェリーポータル公式サイトはこちら
https://tokashiki-ferry.jp/Senpaku/portal

前編を見逃した方はこちら
【フェリー・高速船で離島旅】沖縄本島南部から!那覇泊港↔渡嘉敷島編(前編)

基本情報

渡嘉敷村那覇連絡事務所

住所沖縄県那覇市前島3丁目25-1
TEL098-868-7541 
営業時間8時 ~ 17時30分 ※電話による予約受付時間10時 ~ 17時
休み年中無休
備考※所要時間は天候により変わります
※シーズンにより時刻表が変わります

 

 

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