- 観光スポット
【西表島】ナーラの滝で五感を研ぎ澄ます。世界自然遺産の大地のパワーはやっぱり凄かったっっ!!
八重山諸島/ 西表島(いりおもてじま)
島の約90%が亜熱帯の原生林に覆われている西表島。
イリオモテヤマネコなどの天然記念物をはじめ多くの固有種が生息し、河口付近に広がるマングローブ林など、自然本来の姿が維持されていると認められ「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」として世界自然遺産登録されました。
大げさではなく「死ぬ前に一度は見てみたい」「今年こそは・・・」と毎年ずっと思っていました。今回ようやく念願が叶い、その偉大な大自然に癒しと冒険を求めて出発です!
やはり「西表島=マングローブ」。
その世界を思いっきり体感したいのなら・・・・と、人生初。マングローブトレッキングツアーに参加してナーラの滝を目指します。
ちなみに「マングローブ」は木の名前ではないってご存じでしたか?満潮時に海に沈む塩性湿地に育つ植物の集まりの総称が「マングローブ」なのだそうです。
西表島ジャングルには河川が数多く点在しているのですが、今回は「ナーラ川(仲良川)」に案内してもらいました。
西表島で3番目に規模の大きな川が、ナーラ川です。
広い河口部から小型船に乗って下流のマングローブ地帯を抜け、川幅が狭い中流からはトレッキング。上流のナーラの滝を目指します。
トレッキングコースまでの小型の船で、マングローブ群生が見えてきました。
ひとくちにマングローブといってもざまざまな種類があります。
西表島は日本にある全7種「オヒルギ」「メヒルギ」「ヤエヤマヒルギ」「マヤプシキ」「ヒルギダマシ」「ヒルギモドキ」「ニッパヤシ」が育つのだとか。
中でもわかりやすい、オヒルギ・メヒルギ・ヤエヤマヒルギがたくさん自生していて、テレビでしか見たことなかったマングローブに感動。
参加者に小学生のお子様がいましたが、生え方や生態系、見分け方など、ガイドさんの丁寧で分かりやすい説明が学びになり、より一層楽しい。
トレッキングコースに到着。未知の大自然へ出発です。
前日は嵐のような大雨で、増水の恐れがあり、一時開催が危ぶまれました。幸い雨は上がり、曇り空でしたが無事開催。
水溜まりの道を長靴履いて、いざ「ナーラの滝」を目指します!!!
スタートした地点にこんなものが!
利用者カウンターだそうです。国立公園利用者を把握するためと書かれているのですが、年間利用者などこまめに調べているのですね!
西表島は、島の約9割がジャングルであり、長年培った大自然が多く残っています。別名「東洋のガラパゴス」といわれている程なのですが、まさにその名にふさわしい、360度の緑の光景に囲まれます。
西表島出身の頼もしいネイチャーガイドさんに、これまでに見たことない植物をたくさん教えてもらいました!
前日の大雨で河川が増水し、流れも速いので、トレッキングはいつもよりハードとのこと。
小学生のお子さんは大人に抱えられて川を渡ります!ただ、子どもたちも果敢に挑戦できるスポットがいくつかあり、まさに大冒険。貴重な経験ですよね。
難関ポイントの1つに大きな岩にまたがって、跳び箱の要領で前に進むところが!!!
大変でしたが何とかクリア。参加者同士で手を取り合って助け合い、進んでいくのがトレッキングの醍醐味。
片道2時間程なので途中に休憩をはさみつつ、歩みを進めます。
マイナスイオン浴びながらの非日常感に加え、疲れた身体にお茶がいつもより3倍は沁みました。
滝の打ち付ける音がもうすぐそこに聞こえて来て、重くなった足取りにも力が入ります!
目的地「ナーラの滝」へ到着!
ナーラの滝は、仲良川(ナーラ川)の上流に位置し、階段状になっていて、岩肌に水があたる光景はダイナミック!
まっすぐ落ちる滝とはまた違った魅力があります。
ちらっと見えただけでテンション爆上がり。トレッキング初心者に片道2時間はかなりハードでしたが、それ以上の達成感が得られます!
ずっと行きたいと願っていた西表島。この雄大な自然に触れないのは、大げさじゃなく人生損するとこでした!
行きはよいよい、帰りは・・・
帰り道はお約束通りというか、予想通り、難所を突破した安堵感から、何の変哲もない岩に滑って、ツアー参加者で私だけ豪快に川にダイブしました笑
今度は家族、友人とも一緒に参加したいスポットです。マイナスイオン浴びに西表島へおーりとーり(いらっしゃい)♪
「しまたび」でもマングローブカヤック・トレッキングなどいろんなアクティビティプランが目白押し。
ぜひチェックしてみて下さいね!
基本情報
ナーラの滝
住所 | 沖縄県八重山郡竹富町西表 |