西表島のサガリバナの見ごろはいつからいつまで?おすすめのツアーも紹介!

八重山諸島/ 西表島(いりおもてじま)

八重山諸島にリピートして訪れる方は一度は「サガリバナ」というお花の名前を聞いたことがあるのではないでしょうか?

特に、西表島のサガリバナは川面に幻想的に無数の花が浮かぶ、とても神秘的な風景で人生で一度は見ておきたい場所の一つだと思います。

今回はそんなサガリバナを見てみたい方に向けて、特徴や見ごろの時期についてまとめてみました!

紹介するのはしまたびスタッフで西表島に20回ぐらいは訪れている「たかしゅん」よりサガリバナの情報とおススメツアーをご紹介!

西表島のサガリバナの特徴は?

まず、サガリバナの特徴から簡単に説明すると、熱帯・亜熱帯に分布する常緑高木で、「サワフジ(沢藤)」とも呼ばれています。

国内では奄美大島から南の南西諸島の海水と川の水が混じる汽水域に生息して、西表島では夜の開花、早朝の川に浮かぶ花見クルーズが人気です。

花は薄紅色や白く、細くて華奢なおしべが多数あり、繊細な形になっています。

サガリバナの開花時間はいつ?

サガリバナの花は凡そ18時頃から咲き始めて、夜21時ごろには花が満開となります。

また、このお花は一度咲いたら元に戻ることなく、早朝には花が落下します。

そのためサガリバナのを確実に鑑賞したい方は、西表島で1泊以上は滞在しましょう。

西表島のサガリバナ鑑賞する時の注意点

西表島のサガリバナ鑑賞の時間はどうしても夕方~夜、明け方となり日中の明るい島の風景とまったく異なります。

分からない道に入って私有地に入ったりしない様に注意することはもちろん、一番気を付けたいのはハブに咬まれること。

特にハブが活発になる湿気が多い夕方から夜は、畑や藪などの場所に一人で近づかない様に注意しましょう。

ハブを見かけたときは?

ハブを見かけたら、むやみに近づかず離れる事!

1.離れることが可能な場合は、1.5メートル以上距離を置きましょう。
(ハブはジャンプできません。1.5メートル以上離れていれば攻撃範囲外です。)
2.屋敷や畑等で見かけ、捕獲して欲しい場合は、各市町村のハブ対策担当課へ連絡し、捕獲してもらいましょう。
3身の危険を感じ、緊急で捕獲して欲しい場合は110番をし警察へ捕獲してもらいましょう
参照元:沖縄県 ハブを見かけたら…

ハブに咬まれた時の対処方法

もしハブに咬まれたときの対処方法も紹介したいと思います。

  1. まず、慌てずに、ハブかどうかを確かめます。
    ヘビの種類が分からなくても、ハブなら牙のあとが普通2本(1本あるいは3、4本の時も)あり、数分で腫れてきてすごく痛みます。
  2. 大声で助けを呼び、すぐに119番へ連絡して医療機関へ受診しましょう。
    走ると毒の回りが早くなるので、車で病院に運んでもらうか、ゆっくり歩いて行くようにしましょう。
  3. 病院まで時間がかかる場合は、包帯やネクタイなど、帯状の幅の広い布で、指が1本通る程度にゆるく縛ります。
    血の流れを減らす程度にゆるく縛り、15分に1回はゆるめましょう。決して細いヒモなどで強く縛ってはいけません。恐怖心から強く縛ると血流が止まり、逆効果になることもあります。
    参照元:沖縄県 ハブに咬まれたら

ここまで、注意点を伝えてきましたが豊かな自然は、実際その場の環境を体験していないと目に見えない危険が沢山あります!

安全にサガリバナを楽しむためには、地元のことを熟知したガイドをお願いする事が一番です。

西表島のサガリバナの見ごろはいつからいつまで?

サガリバナが開花する時期は凡そ6月上旬から7月下旬ごろと言われています。

ゴールデンウィークと夏休みの間で、かつ祝日もないので少し長期休暇を取りずらいタイミングです。

それでも全国からこの季節限定の神秘的な風景を見るために、多くの方が訪れます。

西表島のサガリバナのベストシーズンは?

そんなサガリバナのベストシーズンは6月下旬~7月中旬となっています。

開花時期の6月上旬は咲き始めで、7月下旬となるとほとんど散っている状態となっています。

サガリバナのベストシーズンに合わせて旅程を組む際は、6月下旬~7月中旬に計画を立てる事をおすすめします。

西表島のサガリバナのおすすめの鑑賞方法

サガリバナを最も美しく見るには、カヌーツアー一択と言ってよいです。

西表島の川一面に浮かぶサガリバナの繊細なお花の中で、カヌーを漕ぐのはとても神秘的な体験です。

カヌーツアーは早朝の4:00に集合してスタートするので、他の観光客も少なく島の動物たちもまだ静かな時間帯に動き出します。

夜明けのタイミングでサガリバナが一面に散っている風景を鑑賞しつつ、カヌーでゆったりと漕ぐツアーです。

また、地元の方に聞いた話だと、カヌーツアーの時間帯が引き潮のタイミングと重なると、サガリバナがゆっくりと海に向かって進むのでさらに神秘的だったそうです。

引き潮のタイミングに合うと超ラッキー!

西表島でサガリバナが見れるツアー

西表島でサガリバナを見るおススメカヌーツアーはこちら。

いずれも季節限定かつ事前の予約で参加できるプランとなっています。

飛行機や宿泊が手配できたら、プランの予約も早めに抑えておきましょう!

【早朝サガリバナカヌーツアー|約4時間コース】西表島☆サガリバナの咲く6月下旬から7月中旬の期間限定ツアー

【早朝サガリバナカヌーツアー|約4時間】西表島で限られた短い期間に満開になるサガリバナをカヌーに乗って観賞!

 

アクセス

西表島

WRITER

しまたび八重山担当
たかしゅん

沖縄移住3年目。離島のローカルな空気感や文化が大好きです!お気に入りは西表島です。