【石垣島】鮮やかな沖縄の色が映える紅型体験を「藍布工房」でやってきました!

八重山諸島/ 石垣島(いしがきじま)

今回は石垣島の川平湾(かびらわん)に向かう途中にある「藍布工房(らんぷこうぼう)」で、沖縄の伝統工芸でもある「紅型(びんがた)」体験をしてきました。
離島ターミナルや市街地からレンタカーで約30分ほどの場所にあり、午前中に川平湾を見た後に向かうのもおススメです。

 

 

島の豊な自然に囲まれた工房なので、運が良ければ天然記念物の「カンムリワシ」を見かけることも!

 

 

工房の中には、紅型や藍染の作品が並べられて、島の植物や海、波、生き物等の模様をあしらったデザインがあって、見ているだけでも楽しいです。

 

 

紅型体験を教えてくれる先生は高階 章(たかしな あき)さん。
先生は紅型教室を開いて紅型の技術を生徒さんへ伝えたり、工房の畑で無農薬の藍畑を育てて藍染をしたりと、まさに職人さん!
そんな先生に今回紅型の基本から教えてもらいました。

 

 

まずは様々な模様の型から、好きな型を選ぶところからなのですが、一つしか選べないので迷ってしまいます!

 

 

次は選んだ模様の型をランチバッグに合わせて、糊(のり)を塗って乾燥させる工程です。

 

 

糊をのせて目の細かいメッシュの型に沿って、薄くなるまで塗りこみます。そのあとは、塗った糊がサラサラになるまで5分ほどドライヤーで乾燥させます。この作業を慌ててしまうと、色のにじみになってしまうので、焦らずにしっかりと乾燥させましょう!

 

 

肝心の色を塗る工程では、2種類の筆を交互に使いながら進めていきます。一つの筆で顔料を生地に乗せて、もう一つの筆先で「クルクル」とその顔料を伸ばすイメージで色を入れます。最初はどの色にしようか迷いながら進めていくのですが、徐々に慣れて作業に没頭!糊が乾いているとはいえ、見た目に色がにじんでしまうので本当にキレイに仕上がるのか??と心配になってしまいます。。

 

 

先生は「キレイに仕上がるので心配せず、思い切って好きな色を入れてくださいね!」とアドバイス。色を塗る工程が終わったら、糊をお湯で洗い流す行程へ。すると、、、なんと!!先ほどにじんでいた色がパキッと鮮やかな色に!参加者の皆さんも「おおー!!」とびっくりした様子でした。紅型は糊を落として、出来上がるまで分からない楽しみがあります!

 

 

他の参加者のランチバックも鮮やかな沖縄色になって、可愛い紅型のランチバックが完成しました!それぞれの色使いに個性があってとても楽しい体験でした。紅型体験はランチバックの他にTシャツも用意しているようです。

なによりも、自然豊かな山に囲まれた工房での創作は、童心に戻るようです。
のんびり静かな時間を過ごしたい方は、紅型体験に没頭してはいかがでしょうか?


体験したプランはこちら
【紅型体験|約2時間コース】石垣島☆ランチバッグは当日お持帰り♪

 

基本情報

藍布工房(らんぷこうぼう)

住所沖縄県石垣市川平1287-47
TEL
営業時間
休み
備考・駐車場には2~3台ほど駐車できるスペースがあります
・バスでお越しの際は【系統9 川平リゾート線】に乗って【大嵩西入口】下車、徒歩3分ほどで到着します

 

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WRITER

しまたび八重山担当
シモン

石垣島で生まれて育ちました!まだまだ知らない島の魅力、皆さんに届けられるように頑張ります!