【伊平屋島】島の空気を感じる古民家でクバを使った民具作り体験をしてきました！

沖縄県の最北端の有人島、伊平屋島（いへやじま）。
伊平屋島の我喜屋（がきや）集落にある、古民家ギャラリー「種水土花（しゅみどか）」で民具作りを体験してきました。

伺ったのは2月。お店は昔ながらの石垣に囲まれた古民家を改装されていて、外観を見ただけで「島に来たぞ！」というワクワク感が湧いていきます。「種水土花（しゅみどか）」という店名も素敵ですよね。

今回はクバの葉と月桃を使ったガーランド（壁飾り）作りを体験しました。
まずは種水土花のオーナー是枝（これえだ）さんが、クバについてや島の生活と植物との関わりをお話してくれます。クバは和名ではビロウという植物で、伊平屋島では至るところで見られるのだそう。単に民具を作るだけでなく、生活との繋がりや背景を知るとどんどん興味が湧いてきて、皆で話に聞き入っていました。
是枝さんは伊平屋島で植物を編んで、民具や飾りなど日々の道具を制作されています。
今も昔も自然と共生している暮らしがそこにはあり、とても素敵だなと感じました。

クバや月桃（げっとう）など、素材となる植物について一通り説明が終わった後は、伊平屋島のビーチで拾ってきたという貝殻やサンゴ、シーグラスの中から好みのものを選びます。
色んな形の貝殻やシーグラスがあってどれも可愛く、悩み抜いた末に「これぞ！」というものに決定。

クバで作られたリングが用意されているので、そのリングに先ほど選んだ貝殻やシーグラスを月桃の縄を使って結び付けていきます。

さっきまでワイワイしていた雰囲気とは打って変わって、真剣に月桃の縄を編んでいきます。
気持ち良い風を感じながら、縄を編む時間はとても心地いい。
わからない部分が出てきたらすぐ是枝さんを呼びましょう！優しく教えてくれます。

30分程編んで、クバの葉と月桃を使ったガーランドが完成しました！
リング上部の結び目は「サン」と言って沖縄の魔除けにもなっていて、車やドア飾りにオススメとのこと。
自分の生活のどこに組み込もうかと考えただけでワクワクします。

種水土花にはギャラリーもあり、是枝さんが作った民具や伊平屋島のお土産を購入することができます。
植物を使ったアクセサリーなどもあって、これまた可愛い！！生活に取り入れてみたくなるオシャレな民具がたくさんあるので、店内を物色するのも楽しいひと時です。

普段なかなか植物に触れる機会も少ないですが、自然に触れるっていいな～と心が癒された素敵な時間となりました。
雨の日でも体験できて、お子様もOKなので伊平屋島を旅する際にはオススメです。
今回は外のテラス席で体験しましたが、古民家の中での体験も可能。こちらも雰囲気があって素敵です。

今回体験したプランはこちら

【民具作り体験｜30分】伊平屋島の植物のクバと月桃縄を使った貝殻orシーグラスのお守りガーランド作り！

基本情報

種水土花（しゅみどか）