【渡嘉敷島】60年前にタイムスリップ?!無人島の「前島」に上陸するツアーに参加してきました【島あっちぃ体験記】

沖縄本島周辺離島/ 渡嘉敷島(とかしきじま)

慶良間諸島の中で一番大きい島「渡嘉敷島」にほど近い無人島「前島(まえじま)」で貴重な体験をしてきました。定期船が出ていないため、上陸できる機会がほとんどない島。しかも、前島出身の元住民の話を直接聞くことができるとあって、参加前から貴重な経験になると感じていました。

【参加したツアーはこちら】
【11/10(木)出発】定期船無し。秘境!60年前に無人島となった島「前島」沖縄の原風景を島出身者と歩く旧集落跡 2日間

圧倒的な透明度を誇る「ケラマブルー」。那覇の泊港(とまりこう)から西に約32㎞に位置する渡嘉敷島の周囲には、前島・神山島・ナガンヌ島・黒島・儀志布島など大小10余りの無人島があります。今回は前島だけでなく、渡嘉敷島の文化と歴史を阿波連(あはれん)地区出身「はじめちゃん」が自身の人生経験を交えながら教えてくれたり、水中観光船「イエローサブマリン」に乗ることもできました。

 

 

2022年11月10日(木)〜11月11日(金)の1泊2日。那覇の泊港発着です。

1日目:
08:00 泊港に集合
12:00 前島に上陸「元住民によるガイドツアー」
14:00 前島→渡嘉敷島へ
15:00 渡嘉敷到着
宿泊先でオリエンテーション後フリータイム
17:00 夕食

2日目:
09:00 阿波連地区の集落散策「はじめちゃんによるガイドツアー」
11:00 ランチタイム
12:00 イエローサブマリン「水中観光船で渡嘉敷ブルーの世界を楽しむ」
14:00 振り返り会
15:30 渡嘉敷港発
16:40 那覇泊港着

コーディネーターと呼ばれる「島の案内人」が島で受け入れを行いますが、今回は渡嘉敷島に上陸する前に無人島「前島」に上陸するので、泊港でコーディネーターと合流しました。

 

 

今回の案内人は、島に移住して11年のライさん。元ダイビングインストラクターで、今はサイクリングや山歩きなど海以外の魅力を幅広く発信中!お弁当屋も経営していて、料理の腕も確かです。

ライさんは、オリエンテーションでの自己紹介にアレンジを入れたり、参加者がツアーを楽しめるように工夫しています。今回も初めて出会う参加者同士の緊張が早い段階でとけて、一体感が生まれました。現場での臨機応変な対応も、流石はプロガイドという印象。

渡嘉敷島の美しい自然をどうやったら未来に残せるか?常日頃考えているライさん。少しずつ仲間が増えて「渡嘉敷島に行くなら〇〇!」というように、周りの紹介で新たな出会いが生まれる瞬間がとても嬉しいとのこと。あたたかい人柄がよく伝わります。

 

 

ツアー初日、無人島の「前島」に上陸。
今回一番期待していた、人生で一度あるかないかの前島への上陸。そして、前島に対する想いが強い、元住民の話が聞けるとても貴重な機会。前島は想像以上に独特の雰囲気をもっている島でした。元々無人島だった訳ではなく、人々の生活があったのちに無人島になったということで、島のあらゆるところに人々の歴史を感じました。そこに元住民である中村さんの話が加わることでよりリアリティが増して、すごく神妙な気持ちに。当初の期待以上に価値のある経験、”楽しい”とは別の感情が残りました。

 

 

2日目は阿波連集落散策からスタート。
赤色の帽子、赤色上着がトレードマークのはじめちゃん。約1時間30分、資料を使いながら阿波連地区の歴史や文化を説明。渡嘉敷島内で海水浴のメインとなる阿波連ビーチがあるこの地区は、飲食店などが並ぶ賑やかな場所です。島のことをより深く知ることで、見えてくる世界が変わり、もっと島を好きになります。

はじめちゃんのガイドツアーはこちらの記事で紹介しています

 

 

 

午後は私服で海の中を楽しめる「イエローサブマリン」に乗船。さまざまなサンゴや魚たちをゆったりと眺めながら移動します。窓に角度があるので、思ったより遠くまで見渡せるので、皆さんケラマブルーの世界に魅了されていました。この日は海ガメにも出会えたラッキーな日でした。

イエローサブマリンはこちらの記事で紹介しています

 

 

↑写真は「しのおか」での食事シーン!島随一の贅沢ロケーションで乾杯♪

「しおのか」は、児童文学作家の故灰谷健次郎氏の旧自宅です。前島へ上陸するための海上タクシーを運営しているオーナさんがこの施設の管理者。貸別荘での贅沢BBQは格別でした!

けらま貸別荘 しおのか

 

 

 

参加者全員で記念撮影。
春は・・・夏は・・・と、季節別の見どころを案内してくれるコーディネーターに言葉に、みなさん「また絶対来る!」と仰っていました。

 

 

ふり返り会の様子です。今後に繋がる貴重な意見をたくさん頂きました。
個人旅行では感じられないたくさん感動があった。というコメントが多くありました。

モニターツアーに参加するという旅の選択肢。
ぜひみなさんもご検討ください。

★ツアー詳細はこちら★
【11/10(木)出発】定期船無し。秘境!60年前に無人島となった島「前島」沖縄の原風景を島出身者と歩く旧集落跡 2日間

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https://acchi.okinawa/plan

※島あっちぃ事業の事務局として同行したレポートになります