【多良間島】島のお食事処「たねび食堂」に込めた店主の想いとは?

宮古諸島/ 多良間島(たらまじま)

宮古島からプロペラ機で約25分の場所にある、多良間島。

しまたび編集部が立ち寄ると、いつも「いらっしゃいませ!」と元気よく声をかけてくれる元気なお姉さんが、この写真中央の女性「佐々木 宏美」さん。

 

以前、島には数か所ほど飲食店があったようですが、今は休業や閉店が重なりこの「たねび食堂」さんだけがランチをされているようです。

この「たねび」のネーミングも、多良間島出身のご主人がバックパッカーで海外を旅しているときに、どの地域でも焚き火を人が囲んでいる風景が同じだったことから、多良間島でも人が集まる場所になるよう、想いを込めて名付けたようです。

 

食堂のメニューは「多良間そば」の大と小、ライスとシンプル。

スープには島で捕れた魚や豚、京都の鰹節、昆布などを合わせたあっさりとしたお出汁になっています。

しかも3代にわたって、大切に使われている寸胴鍋を使っているようで、バトンリレーのように小さな島で繋がっているな~と感じました。

 

「多良間そば」はあっさりとしたスープでしたが、沖縄そばとも宮古そばとも少し違う風味で、サラッと一杯食べられました!

大きめの三枚肉も味が染みていてバランスもよく、ぜひ多良間島に立ち寄ったら食べて欲しい島グルメ!

 

お店は集落の中心地から歩いて約10分ぐらいの場所にあり、周りはサトウキビに囲まれたのどかな風景が広がっています。

多良間島に訪れた際は、小さな食堂「たねび食堂」に遊びに行く感覚で行ってみてはいかがでしょうか?

 

基本情報

たねび食堂

住所沖縄県宮古郡多良間村塩川539
TEL0980-79-7104
営業時間
11時 ~ 14時
休み日曜
備考駐車場あります

 

 

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