【竹富島】「100年後の竹富島が今のままであるために」環境保全に取り組んでいます

八重山諸島/ 竹富島(たけとみじま)

(画像提供:竹富町)
赤瓦の民家、珊瑚の石垣が続く集落や美しいビーチなど、昔ながらの沖縄の風景が残る竹富島。
訪れたことのある方も多いのではないでしょうか。
島全体がゆったりした空気に包まれていて、一気にタイムスリップした気持ちになりますよね。
この島の集落は文化庁により重要伝統的建造物群保存地区にも指定されています。

そんな観光客からも人気の竹富島ですが、人気であるがゆえにゴミ処理や水不足などの問題が。
他にも土地の開発や外来植物の侵入によって島の環境が壊れる危機に直面しています。

「美しい竹富島の景観」を如何に守るか—。
積年の想いが実を結び、4年前に「一般財団法人竹富島地域自然資産財団」が立ち上がりました。
島の問題を島ぐるみで解決し、次世代にバトンをつなごうと活動をしています。

実は、この取り組みは観光客でも参加することができますよ!
そのひとつが「入島料」です。
財団は島に来る方から入島料を預かり、それを環境保全の活動費に充てています。

石垣島と竹富島の港の券売機や竹富島島内各所で入島券(うつぐみチケット)を購入することで納めることができます。

※2022年現在

今回は竹富島の港でうつぐみチケットを購入してみました。
すると「これもどうぞ~」とステッカー、長命草(ボタンボウフウ)の種までゲット!
ステッカーは5種類の中から「あがや~」を選びました。イラストが可愛いです。

気軽に保全活動に協力できるのも嬉しいですよね。
いつまでもこの島に遊びに来れるよう、この取り組みがもっと広がればと願うばかりです。

WRITER

しまたび八重山担当
たかしゅん

沖縄移住3年目。離島のローカルな空気感や文化が大好きです!お気に入りは西表島です。