朝出発!宮古島ループバス&徒歩で行く【ゆったりトコトコ秘密の絶景巡り】レンタカーなし旅★Aルートモデルコース

宮古諸島/ 宮古島(みやこじま)

「宮古島をレンタカーなしでどこまで楽しめるのかな?」ということで、期間限定の「宮古島ループバス」の1日乗車券1,500円を利用して、レンタカーでは見逃しがちな「宮古島らしい」“秘密の絶景”や穴場スポットを楽しんできました!

今回は、パイナガマビーチからほど近い「海空すこやか公園前」から東側に市街地をまわる”Aルート”に乗車して、ぷらっとマイペースなひとり旅。

朝からしっかり動きたい人にぴったりな、景色も時間もぜいたくに味わえるモデルコースです。

宮古島ループバスって?

宮古空港やパイナガマビーチなど、市街地の主要スポットを約45分で一周する便利な周遊バスです。
2026年2月28日(土)までの期間限定運行。市街地のホテルに泊まると駐車料金がかかることもあるので、レンタカーを使わずにのんびりバス旅を楽しむのにおすすめです♪

時刻表やバス停の詳細はこちらから
宮古島ループバス公式サイト

いざ、出発!秘密の絶景に会いに行くモデルコース

旅先って朝早く目が覚めてしまうこと、ありませんか?

なんとなくもったいない気もするけど…思い切って外へ!
これが今回の旅で一番大事、ここから思い出にのこる一日が始まると思うとわくわくします。

 

08:00 海空すこやか公園から話題の”ぴきゃず”へ

まずは、伊良部大橋を望む憩いの場「海空すこやか公園」で、犬の散歩やウォーキングをしている人に混じって、ぐーっと背伸び&深呼吸。

青々とした芝生が眩しい広場から海に向かって歩くと、ぽっかり空いている木々に覆われた入口が。
宮古島はハブがいない島なので躊躇なく進んでいきます。
固くてぎざぎざの葉っぱが特徴の”アダン”で手を切らないように気を付けて。

 

ふっと茂みが切れて小さなビーチが出現。
白い砂浜を横切り、右手にある更に深い道を進むと・・・海と繋がっている神秘的な丸いブルー「ぴきゃず」に到着。

この時は干潮で水深が浅く、淡い水色。
満潮時はまた違う色だと思うと、何度来ても感動するんだろうなぁ。

 

8:58 「海空すこやか公園前」発に乗車して”パイナガマビーチ”を眺める

「ぴきゃず」には色々な魚が泳いでいるので、ぼーっと青い魚”ルリイロスズメダイ”などを見て過ごしたら、あっという間にバスの時間に。

人気の「パイナガマビーチ」を眺めるため、進行方向左側の席に座る。
市街地から近いのに、驚くほど透明度の高いビーチは夕方に涼みに来るのもおすすめ。

 

09:02 「公設市場前」で下車して徒歩で”漲水御嶽~宮古神社~豊見親の墓~秘密の絶景”へ

宮古島市公設市場で涼むのもいいですが、ここでの目的は他にあり!

まずは、バス停から約550m「漲水御嶽(はりみずうたき)」にご挨拶。
宮古島の創世神話にゆかりのある最古の御嶽(聖地)のひとつで、今でも地域の方に大切にされいる、居心地の良い場所です。

 

漲水御嶽から石畳を上がり、右手にあるガジュマルを見ながらふと左前方に視線をあげると、次にたどり着いたのは「宮古神社」。
1590年(天正十八年)に建立された国内最南端の神社で、ふーっと息を吐いて境内に流れる穏やかな時間に浸ります。

 

次に向かうのは、宮古神社から約350m、宮古島へレンタカーで旅行した人なら通っているであろう平良港沿いを走る国道390号沿いにある「豊見親の墓(とぅゆみゃのはか)」。

15〜16世紀に宮古島を治めた豪族・豊見親(とぅゆみゃ)の一族の墓は、まるで遺跡のようで圧巻。
石積みの立派な造り、向かって左側には湧き水まであり、まるで異世界に来た気分。

 

そして、ここからほど近い荷川取(にかどり)出身の方に教えてもらった「墓の横にある階段を上がったところから望む秘密の絶景」がこちら。

風が気持ちいい~!

住宅街の中にあるので、この素敵な場所を守るためにも、静かにそっと満喫しましょ。

 

11:47 「公設市場前」発に乗車して宮古空港方面へ

バスから街並みを眺めながら、宮古空港方面へ向かいます。
そろそろお昼ごはんの時間。
目的の食堂まで約5分のちょこっとしたバス旅です。

 

11:52 「県合同庁舎前」着からお目当ての”新和食堂”へ

バス停から約600m。
バス通りからちょっと入ったところに食堂、喫茶店などが並ぶ通りがあります。

そこにある”新和食堂”でお昼ごはん。

 

沖縄そばと言っても、麺なら細麺・平麺・丸麺・縮れ麺・ストレート、出汁なら豚骨・かつお・Wスープだとその割合によって本当にさまざま。

その中でも個人的には”宮古そば”が一番好きなので、即決でそばに。
「ここはエビフライ定食も美味しいよー」と地元の人が教えてくれたので、次回はぜひ食べてみよっと。食券なので現金の用意は忘れずに。

 

汗をぬぐいながら宮古そばをスープまで完食して、食堂でゆんたく(おしゃべり)した後は、腹ごなしに少し住宅街を散策。

食堂から約750m先にある”beads & knit cafe Fika”まで歩いて、島のチーズを使ったチーズテリーヌでティータイム。

チーズテリーヌはいくつか種類があるので、別の記事で細かくご紹介しています★

【宮古島】島のチーズ使用!?本格派「チーズテリーヌ」のお店「Fika」へ立ち寄り☆

 

14:44 「元うえのバス停前」発に乗車して”ご当地ならではの標語”を発見

乗車してすぐ、次のバス停「宮古島市役所」へ向かう道にあるゲート。
そこに書いてある、みゃーくふつ(宮古の方言)が面白いんです。

進行方向右側の柱には、
「アタラス ヤラビヌ命 チャイルドシートシィー 助キトゥラサディ(愛する子どもの命 チャイルドシートで助けるよ)」

門をくぐって振り返ると、
「50万円パラーディナー?飲酒運転(50万円払うの?飲酒運転)」

こんな面白いの見逃したくないから、乗車中はスマホを見る間も惜しくなっちゃう。

 

15:01 「サンエー宮古島シティ」着でローカルスーパーでお土産を探す

お買い物といえばどの地域でも大人気の「ドン・キホーテ前」、「宮古空港」を通ってショッピングモールで下車。

 

沖縄県のローカルスーパー”サンエー”で、ご当地ならではの食材や調味料を見るのって楽しいんですよね♪

 

15:27 「 サンエー宮古島シティ」発で市街地の西側へ

宮古空港の前の通りを突き当たるとひまわり畑が!
その奥には海、そして、遠くに伊良部大橋も見えてきます。

ここから約25分、バスに揺られてスタート地へ戻ります。

 

11:52 「公設市場前」着で16:00開店の”海鮮酒家 中山”へ

朝からしっかり活動した分、ほどよく疲れたので明るいうちから飲んじゃおうかなと。

宮古といえばかつお。
お刺身の美味しさと言ったら・・・こんなにきれいな味のかつお刺しってあるんだと、初めて食べた時は本当に驚きました!

カウンターでひとり呑みすると、結構まわりの人と盛り上がるんですよね笑
ほろ酔いで宿に帰って、ぐっすり。。。

 

宮古島ループバスの乗車券の種類と購入方法

ひとり旅でレンタカーって少し不安があるもの。
普段運転しない人なら、ぜひバスを活用してのんびり巡ってみてはいかがでしょう。

 

乗車券の種類は?

島外から訪れた場合、選べる乗車券は3種類。

①1回券 500円
②回数券(5枚綴り)2000円
③1日乗車券 1500円

定番のお土産、ローカルスーパー、海、絶景スポット・・・絶対に行きたい場所があるなら1日乗車券が断然おすすめです。

 

購入方法は?

この3種類の乗車券はそれぞれ購入方法がいくつかあります。

①1回券
アプリ/WEB及び各車内にてチケット販売(現金及びPayPay)

②回数券(5枚綴り)
アプリ/WEB及び各車内にてチケット販売(現金及びPayPay)
契約旅行会社にて事前販売 当日チケットとの引換

③1日乗車券
アプリ/WEB及び各車内にてチケット販売(現金及びPayPay)
契約旅行会社にて事前販売 当日チケットとの引換

今回は事前にアプリで購入。
ホテルで「何しよっかな~」ってごろごろしながらスマホでさくっと、簡単に購入できました!

 

時刻表やバス停の詳細はこちらから
宮古島ループバス公式サイト

 

モデルコースまとめ

いかがでしたでしょうか。

宮古島はレンタカーがないと厳しいと思われがちですが、うまくバスを活用すれば結構楽しめるんです♪

今回は市街地を時計回りにまわるルートでしたが、反時計回りのルートで巡る【ローカルお買い物&地元イチオシ美味いもの巡り】のモデルコースもご紹介しています。
あわせてチェックしてみて下さいね。