南大東島の観光モデルコース1泊2日！ひとり参加できる体験4選！

南大東島へひとり旅を考えている方の中には、実際にはどんな所かな？とあれこれ調べている方も多いのではないでしょうか？

沖縄離島好きなら是非、一度は足を運んで欲しい島、それが南大東島です。

今回は、しまたびスタッフで大東諸島を担当している「ダイコー」が、ひとり旅のおすすめモデルコースをご紹介します！

少しでも皆さんの南大東島旅行の参考になれば嬉しいです。

南大東島へ観光に行く前に知っておきたいこと

まずは地理について簡単にご紹介したいと思います。

南大東島と北大東島、二つ合わせて「大東諸島」と呼ばれ沖大東島（無人島：北大東村に属します）を合わせて、3つの島からなる諸島です。

この二つの島の距離は、わずか13キロ程度なのでお互いに、写真の様にうっすらと遠くに見渡すことができます。

2024年6月現在、いまだ存在する飛行時間はわずか10分弱の「日本最短航空路線」の「南大東⇔北大東路線」もご紹介。

二つの島の距離があまりに近いため、直線で向かわずに着陸準備のために旋回してから、お隣の島を目指すフライトになっています。

ただ、この路線も2024年7月までで、8月からはこの最短航空路線はひとまず運行停止となります。

三角路線（那覇⇔北大東⇔南大東）が無くなり、その代わりに、那覇⇔南大東島が1日2便で確立される予定のため、アクセスしやすくなります！

南大東島の観光はどんな特徴？

島内で一番の市街地は「在所(ザイショ)」という字（集落）で、ここが活動の中心エリアとなります。

宿泊施設や飲食店等の多くもこの場所に集まっています。

メインの観光スポットは鍾乳洞の「星野洞」で、地底湖探検のようなハードなアクティビティに参加せずとも、サクッと訪れて観光もできます。

絶海の孤島という表現にも関わりますが、他の沖縄離島に象徴されるような、ビーチはありません。

その代わりに、南大東島でおすすめの海関連スポットは「塩屋海岸」と「海軍棒プール」です。

天然のプールとして、塩屋海岸は夏場には地元の人も使っていて、海況も良く適度な干潮時であれば、シュノーケルも可能です。

2日間で島の観光スポットはほとんど周遊できますが、体験アクティビティや地元の方と交流で、のんびりと満喫して欲しいと思います。

南大東島のアクセスや島内交通手段は？

南大東島へのアクセスは、那覇から飛行機（琉球エアコミューター）と船（大東海運）の二通りです。

飛行機(所要時間：約1時間)については、2024年8月より増便されて、ますます行きやすくなります。

船(所要時間：約13時間)で、運航日は1～2か月前に決定する流れです。

詳しくは、大東海運のWEBサイトで確認が随時確認が必要です。

大東海運WEBサイト

島内の交通手段は、「レンタカー」「レンタルバイク（原付）」「電動自転車」です。

いくつかのショップがありますので、それぞれに空き状況などを問合せする形になります。

宿泊施設と並行してレンタル事業をしていることも多いので、宿泊施設の方に相談してみる方法もおすすめです。

南大東島電動レンタサイクル

南大東島観光の持ち物や服装は何が必要？

5～6月にかけての梅雨期と7～10月にかけての台風期に最も降水が多く、この半年間で年間降水量の約60％を占めていると言われています。

気温は、沖縄県の平均値と近く夏は日射対策が必要ですが、冬でも温暖な地域であることには変わりないので、羽織るもの1枚あれば十分！

島内にコンビニはありませんが、地元の商店やJAスーパーがいくつかありますので、ちょっとした買い物に困るということはないと思います。

ただ、現地で売っていないものも多いので、心配であれば、持参していくアイテムもありえますので、各自で備えてましょう。

南大東島観光のモデルコース1泊2日！

おすすめの南大東島の過ごし方は2日間かけること。

1日目は、しっかりと主要な観光スポットを周遊して、2日目はあさイチの気象バルーン見学、その後は体験アクティビティで満喫！

そのモデルコースを紹介したいと思います。

南大東島観光の1日目はしっかり周遊！

南大東島には、午前便の飛行機で入り、時間を有効活用！

小さな離島ですが、代表的な「星野洞」をはじめ、見るべきポイントは色々とありますので、1日を効率的に活用することを心がけるべし！

ランチはいちごいちえ（定食屋）で「大東そば＆大東寿司」のセットがおすすめです。

南大東島観光の2日目はあさイチの気象台と体験アクティビティの参加！

あさイチは南大東島名物の「気球による高層気象観測」を見学！

その後は南大東島ならではの体験アクティビティに参加。

地底湖探検ツアー、磯釣りツアー、など地域特性を生かしたツアーへの参加が面白いですよ！

南大東島観光でひとり参加OKな体験アクティビティ4選

南大東島では、ひとり旅の方も多い状況です。よって、体験アクティビティについても、基本は「ひとり参加OK」なプランです。

しまたびに掲載しているプランをご紹介しますので、是非参考にしてみてくださいね。

1.南大東島の洞窟「星野洞」の島人ガイド付きツアー

南大東島で最も有名な観光スポット「星野洞」ですが、ご自身で見学することが一般的ですが、おすすめ「島人ガイド付き」ツアーに参加です。

地元の人ならではの、話が聞けて、より理解が深まり、興味が湧くかもしれません！

星野洞・島人ガイド案内｜約1時間

2.南大東島でド迫力の磯釣り体験

通常、大物の魚は、船釣りになることが多いのですが、そこは絶海の孤島である南大東島では、磯釣りでも大物が釣れる可能性が高いのです！

ただし、岸壁の高さが高いので地元の人のガイドなしでは、釣りをしてはいけないルールです！

旅行中で釣りをしたい場合は、ツアー参加が必要です。

※南大東島の岸壁を安易に考えてはいけませんので、是非ご注意願います。

磯釣りガイド｜3時間

3.南大東島で地底湖アドベンチャーツアー

某テレビ番組でも特集されて、一躍話題の場所となった南大東島の地底湖は冒険家の心を揺さぶる土地柄です。

そのような地底湖を、一般の観光客向けにツアー化したのが、このプラン。

初心者レベルでも、安心して参加できるツアーですので、興味あれば是非。

地底湖探検｜3時間

4.南大東島をラクラク1周！電動自転車レンタル

南大東島をしっかりと周遊する場合は、東西南北にスポットが点在しており、ある程度は起伏もあります。

一般の自転車ではいくら体力があっても足りないので、南大東島では電動自転車のレンタルがおすすめ。

南大東村観光協会(「ふるさと文化センター」施設内）で有料の貸し出しを行っていますので、必要な方は是非。

運転ラクラクの電動自転車！｜１日

南大東島観光の1泊2日モデルコースまとめ

2024年の夏前に、実際に現地を訪れて、実感している内容を元に紹介してみましたがいかがでしょうか？

沖縄離島の中でも、実に特徴的な離島である南大東島の旅行計画に役に立てられると嬉しいです。