- モデルコース
【伊是名島】今もなお島人に愛される島の英雄「尚円王(しょうえんおう)」を巡ってみよう!
沖縄本島周辺離島/ 伊是名島(いぜなじま)
伊是名島(いぜなじま)の英雄、尚円王(しょうえんおう)をご存知でしょうか。
琉球王朝第二尚氏の開祖として琉球の国王になった尚円は、伊是名島の出身です。
働き者で頭が良かっただけでなく、美男子で島の女性たちからモテモテだったという尚円。
今でも伊是名島の人々に愛され、至る所で尚円王の青年時代を見ることができます。
今回は伊是名島で尚円王を訪ねるモデルコースをご案内!
①フェリーいぜな尚円
まず最初は沖縄県北部の運天(うんてん)港で尚円王(北の松金)と対面です!
フェリーの側面に大きく描かれていて、島の人達の愛が伝わります。
伊是名島へはフェリーで約1時間の旅です。
こちらのちょっとかわいい雰囲気のものは、伊是名村のゆるキャラ「尚円王」。フェリーに乗船した後も、いたるところに尚円王がいるのでお見逃しなく!
②伊是名玉御殿(たまうどぅん)
伊是名島に向かうフェリーからも見える、伊是名城跡(ピラミッドの様な形をしているので、別名三角山とも呼ばれます)の麓にある「伊是名玉御殿」。
ここは尚円王の家族が埋葬されている、国指定重要文化財です。
毎年4月上旬には「公事清明(クージヌシーミー)」と呼ばれる沖縄の伝統行事が行われる場所でもあります。
観覧可能なので、ちょうどその時期に来島する方はぜひ見学してみるのもオススメです。
③尚円王御庭公園(しょうえんおううなーこうえん)
敷地内には尚円王が産湯として使った「潮平井(スンジャガー)」などがある、尚円王御庭公園。公園の中央には、若き日の尚円王の銅像が立っています。王に即位する前は金丸(かなまる)という名前でした。
ここは絶好のフォトスポット!
ぜひ右手を上げて「尚円王ポーズ」で写真を撮ってみてください!
この銅像は、沖縄を代表する版画家、名嘉睦稔(なかぼくねん)さんの作品。名嘉睦稔さんも伊是名島の出身で、実はフェリーの中でも作品を見ることができます。
フェリー内の作品を紹介している記事はこちら
【フェリー・高速船で離島旅】沖縄本島北部から!運天港⇒伊是名島編
④尚円王通水節公園(しょうえんおうかいみじぶしこうえん)
尚円王の像は伊是名島にもう1体あるので、せっかくならそこもチェックしましょう。馬に乗っている若いころの尚円王の銅像で、恋人に会った後、後ろ髪を引かれながら家に帰る姿の像です。その時の尚円の心情を詠んだ琉歌「通水節(かいみじぶし)」の歌碑も隣に建てられています。
⑤尚円王のロマンあふれるミステリーツアー
場所を訪れただけではわからないことも多いですよね?
そんな時にオススメなのが、伊是名島の宿のマスター中川さんがガイドを務める「琉球歴史ツアー」。
尚円王の歴史や史跡を巡るツアーなのですが、話が面白くて大人気!
琉球の歴史について知らないという人も大丈夫。ツアーが終わったころには尚円王のマニアになっていること間違いなしです!
中川さんがガイドするツアーの体験記はこちら【伊是名島】歴史マニアにはたまらない!島のヒーロー「尚円王」のロマンあふれる琉球歴史ツアーに参加してみた!
⑥集落で見つけた浮きアート
集落の中でも色々な尚円王を見つけることができます。たまたま通りかかった道路に並べられていた浮きですが、よーく見ると右端に尚円王モデルが!
島を散策中に尚円王を探してみるのも面白いです!
⑦島ぬ売店
沖縄本島に帰る前に、伊是名島の仲田港内にあるお土産屋「島ぬ売店」で尚円王のお土産を探してみましょう!
実は米どころの伊是名島。お米やお酒にも尚円王がプリントされていて、伊是名島のお土産にピッタリです。
基本情報
いぜな島観光協会
住所 | 沖縄県島尻郡伊是名村仲田177-7 |
TEL | 0980-45-2362 |
営業時間 | 9時 ~ 17時 |
休み | 土曜、日曜、祝日、年末年始 |
備考 |