【与那国島】かけがえのない5日間！日本最西端与那国島一周マラソン大会のボランティアツアーに参加してきました

島一周28キロ。車で1時間で回れる日本最西端の島『与那国島』。 島へのアクセス方法は3つあります。
①那覇空港から飛行機で約1時間30分
②石垣島から飛行機で約30分
③石垣島からフェリーで約4時間30分
そんな与那国島で開催される「日本最西端与那国島一周マラソン大会」のサポートに行ってきました♪♪県内外から多くの方が参加されるマラソン大会。2022年11月9日から12日(土)の本番まで、4泊5日のボランティアツアーです。

与那国島には大きなイベントが2つあります。7月のカジキ釣り大会と11月の与那国マラソン大会です。地域に特定のイベントスタッフがいるわけではないので、開催する際は与那国町役場の方を中心に地元の人達で運営しています。 島民と一緒に盛り上げるマラソン大会♪♪やる気満々で参加しました！

今回は那覇空港から飛行機で与那国島へ。
昼過ぎに到着し、島の案内役であるコーディネーターの「入米蔵（いりこめくら）さん」と合流。 初日は与那国島のことを知る時間として、ぐるっと車で島を1周しました！ 台湾までわずか111km。天候や時間帯の条件が合えば台湾の島影が見えるという、日本最西端の「西崎（いりざき）」や与那国馬を見て回りました！
「西」を「いり」と読むのは、太陽が入る方角だからだそう。

翌日、いよいよボランティアスタート！！！！
あいにくの天気だったので、まずは大会中に使う道具たちの用意から。バケツやクーラーボックスを洗ったり、協賛企業の旗を組み立てたり・・・。 その場にいて一緒に作業するからこそ、大会を裏側で支えるスタッフや協賛企業のサポートがあってこそ成り立っているんだなーと、改めて実感。

午後は与那国島の民具作り体験♪♪
お昼過ぎても天気が雨だったので、当初予定されていた標高85mの天然の展望台「ティンダバナ」で行うことはできませんでしたが、室内でボランティア参加者みんなで一緒に民具作り体験♪♪ クバの葉から「カゴ」や「鍋置き」「馬の置物」を與那覇（よなは）さんに習って作りました！クバは沖縄ではよく目にするヤシ科の植物で神木として扱われ １つの葉から様々なアイテムが生まれることに驚き、1つ1つの作品に作り手の個性が出て良いお土産が出来たと思います♪♪
そして民具作りの後は、民謡を聞いて与那国島の文化を体感してからのフリータイム♪ Dr.コト―の診療所を見に行ったり、ランニングしたりとそれぞれ充実した島時間を過ごしました！

次の日も残念ながら雨。大会当日は晴れるように祈りながら、会場やテント設営、参加者特典の準備などを行います。

ボランティアの隙間時間に、マラソン大会と同時期に開催している「与那国島スタンプラリー」に参加し、島内のお店をぐるぐる回遊。 スタンプを8個集めてクジを引き、参加者5名中5名がハズレという・・・残念な結果のその横でコーディネーターの入米蔵さんは3等が当たってました！笑 そんな展開にみんなで盛り上がり、お店の方と触れ合ったりで与那国島の日常を感じる一日となりました。

そして迎えた「日本最西端与那国島一周マラソン大会」当日！！ これまで毎日雨でしたが、マラソン当日の天気は晴れ！！！気合が入ります！

午前中は、バス誘導とマラソンTシャツ販売の2班に分かれます。 バス誘導班は、大会当日に那覇や石垣島から来島する参加者をシャトルバスへ誘導します。青空と太陽が爽快！

Tシャツ販売班は、与那国町観光協会の方と一緒にマラソンオリジナルTシャツの販売を行いました。参加者とのコミュニケーションも楽しそうです。

ついにマラソン大会スタート！！ ボランティアチームは給水サポートへ！！コースは2つで、10kmと与那国島1周コース（25km）があり、それぞれのポイントにスタンバイします。 324名の県内外から来島してくれたランナーのために、少しでも力になれるように「がんばれーっ」と大きな声援を送りながら水やポカリスエットなどを配ります！
始まってしまうと一日はあっという間。。。

名残惜しい最終日。
11時の振り返り会までの時間はフリータイム♪♪レンタルバイクを借りて与那国島をぐるっと回ったり、スタンプラリーで回ったお店にもう一度行ったりと、ギリギリまで与那国島での時間を楽しみました！

そして、与那国島や島民、仲間との別れの時。到着時は初対面でぎこちなかった集合写真も、5日間も一緒にいれば緊張もほぐれて最高の一枚に！！ ボランティアメンバー全員が初与那国島でしたが、たくさんの島の人と触れ合い、再訪した際に「ただいま！」と言える場所になりました。「次回はランナーとして参加する！」というメンバーまで！地域からは「7月のカジキ釣り大会も手伝ってほしい！」という声も。

「4泊5日」からこの先ずっと繋がっていくような・・・宝物を得たような5日間でした！

今回参加した沖縄県民対象のモニターツアー「島まーる」事業についてはこちら
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