【津堅島】島の未来会議に参加!島を知って観光「旅」×「 地域活性化」を沖縄の大学生と考えてみた3日間

沖縄本島周辺離島/ 津堅島(つけんじま)

沖縄本島中部、勝連(かつれん)半島の平敷屋(へしきや)港。そこから南東に約4kmに位置するのが津堅島です。島のほとんどがニンジン畑なので通称「キャロットアイランド」と呼ばれ、収穫期の1月から5月頃になると沖縄本島でも鮮やかで甘いにんじんが店頭に並びます。

夏場になると日帰りもできることから大勢の観光客でにぎわいをみせる一方、地域の観光資源が少なく、また人口減少も重なり「過疎化」が問題となっています。

今回は沖縄県民対象のモニタツアー「島まーる」で【津堅島未来会議参加者求ム! 〜あなたの企画で旅 × 地域活性化を盛り上げよう〜 3日間】に参加してきました。

 

 

2023年1月7日。平敷屋港に集合して津堅島へ。島で宿を営んでいる民宿Ouchi代表:神村賢次郎(かみむら けんじろう)さんが出迎えてくれました。「今後の地域活性化のヒントを模索したい」という神村さんの思いから企画された島まーるモニターツアー。参加したメンバーは、琉球大学に通う2人です。

 

 

それぞれ農業と建築、専攻が異なりますが、現在学んでいる授業からヒントが見いだせるかも!という思いで応募したそうです。神村さんから3日間の説明を受けて、ツアースタートです。

 

 

初日は島のことを知ってもらおうということで、神村さんの案内で「島内散策」。

 

 

津堅島には多くの古民家が当時のまま残っていて「玄関がこの向きの作りになっている理由は?」「豚小屋が建物の左側にあるのはなぜ?」「この植物がこの位置に植えられている意味は?」など、島の歴史と文化の理解を深めました。同じ沖縄県民でも知らないことが多く、新たな発見と学びにメンバー全員神村さんの話に興味津々。

 

 

2日目、昨日の島内散策をふまえ「全員で意見だし&島の情報整理」。
午前中は「意見だし会議」です。島で長年暮らしている東松根(ひがしまつね)さんにも参加して頂き「島民の想い・今後の津堅島について想うこと」を直接伺いました。これからの津堅島に何を望んでいるのか?どういった観光を求めているのか?互いの意見を尊重しながら有意義な時間を過ごしました。

 

 

午後は、初日に回りきれなかった島内を巡り、さらに津堅島について島の現状インプットを深め、また個々でも写真を撮影し、島の魅力となる場所を探していきます!

 

 

SNS用もしっかり撮影。Z世代の発信力は頼もしいです。現地にいるからこそシェアできることを、なにげないものからも見つけています。

 

 

最終日、いよいよ「プレゼン」。 1人ずつ、今回のツアーに参加して感じたことをまとめ「私だったらこんなことしたい」「こんな考え方もある」「こんなことできそうかも?」と、それぞれの考えを発表しました。

 

 

発表後は、質問タイムへ! メンバー同士、発表内容で疑問に思ったことを質問したり、提案内容が実現できる内容か?など神村さん含め全員でディスカッションしました。

 

 

最後は受入担当コーディネーター神村さんの想いを発表。 島で生活しながら、津堅島の課題解決のために全力を尽くす神村さんの考えや、島への想いが溢れた言葉にメンバーは聞き入っていました。

 

 

フェリー出航時間ギリギリまで島を満喫したメンバー。最後に看板犬の五右衛門とパシャリ。 プレゼン内容に「未来につながるヒントを見つけました」と神村さん。2泊3日の未来会議で提案した内容が形になる時、また皆で集まりたいと思います!

 

今回参加した沖縄県民対象のモニターツアー「島まーる」事業についてはこちら
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