【石垣島】名物おっちゃんに出会うディープな夜「栄福食堂：TONYそば」

ナイトカヤックや星空ツアーなど、夜のアクティビティも豊富な石垣島。昼間の移動時間が長かった今回は、オリオンビールと八重山そばでさくっと一人旅の一日目を終えようと「栄福食堂」の暖簾をくぐる・・・と、そこには疲労も吹っ飛ぶ刺激的な出会いが待っていました！

賑やかな繁華街で何を食べようか模索して、そろそろ旧市役所が見える道に抜けるかなという時。ふと風に揺られる暖簾と「TONYそば」という個性的な店名が目に入りました。

元気なおっちゃんの「いらっしゃい！」に疲れが飛びます！とりあえずビンのオリオンビールを頼んでメニューを見る。その間も、先客の2人と話が盛り上がるおっちゃんが「今日はどこから？」とこちらも巻き込んでくれて一気に和やかな空気に。その流れで、そば小とゴーヤピックルスを注文。
※メニューにある「ピパチ」はピパーチ（ヒハツモドキ：島胡椒）でおっちゃんが栽培・加工しているのだそう

すぐに出てきたピックルス。苦味より甘めの酸味が引き立ち、ついつい箸が進んでしまいます。関東から旅行で来たというお2人とお話しながらメインのそばを待ちます。

店内はさながら資料館のよう。創業90年の歴史やおっちゃんの功績が多数展示されています。パナマともご縁があるとのこと。この独特な雰囲気はぜひ現地で体感して欲しいので画像での紹介は少しだけ。

こちらがそば小です。ビールのお供に程よい量。特製ピパーチを少し加えると薬膳のような香りがします。八重山そばの特徴、丸い麺はするっと入ります。店内の展示物とおっちゃんのお話を聞きながらさくっと完食。

涼しげな暖簾を眺めながら残りのビールでクールダウン。お祭りの後のような郷愁がたまりません。

入店前に気になった風船のようなこちら。プラスチック製の大きい電球？と、興味深かったので尋ねたところ浜辺で見つけたそう。
なぜ有名人か。それは、おっちゃんに会いにお店を訪れてみてください。
おっちゃんお手製のピパーチのように個性的な時間を楽しめますよ！

基本情報

栄福食堂：TONY（トニー）そば